慢性鼻炎、花粉症: 40代女性           

私が始めて鼻炎気味だと診断を受けたのは小学校5年生、11歳のときでした。それから毎年夏のプール開始前に受ける検診のたびに鼻炎の診断を受け,その後2-3ヶ月、週に2-3回は耳鼻咽喉科にかよう日々でした。
当時の慢性鼻炎の治療はすごく原始的なもので、温い塩水で鼻の中を洗ってから後、す〜っとしたミントオイルのようなものを綿棒で鼻の中に付ける程度のものでした。

それから後、中学生の頃は良い耳鼻咽喉科のお医者さんがいると聞いては電車を乗り継ぎ、2時間近くかかって通ったこともありました。その時は、1週間に1度くらい静脈に太いお薬を注射でゆっくり入れ、(体質を変えるお薬と言う事でした。)その後具合が悪くなるなるので30−40分休んでから帰る、という事をしばらく続けました。

その時も1年近く続けたのですが、結局ほとんど良くはならず最後に先生が私に言った事は、『体質というのはなかなか、治るものではないから。あなたの場合はもうここに来ても治らないと思う。
まぁ、もっと大人になって結婚でもして、子供でも生むと、体質が変わる人が多いから、気長にやんなさい。』という事でした。

その後、17歳ぐらいからは、体にあるアレルギー体質が色々と違う症状として出始めました。季節の変わりめにぜんそくがおきるようになり、その時期は皮膚のやわらかい所に湿疹も出始め、
それプラス春先は花粉症といくつも症状が重なるようになっていきました。

お医者さんに行っても強いお薬をもらう事になるので、ひどくない時は市販薬を使い、症状がひどくなり学校や仕事に行けない位になったときだけお医者さんに行って点滴等の治療を受けていました。

そういう風にして大体20年間近く、結婚して、子供も産んだのに体質は変わらず、ず〜っと過ごしていました。英国に来てから乾燥して空気のお陰か、喘息の発作は治りましたが、花粉症は相変わらずかなり重く治らずじまいでした。

花粉症やアレルギーの体質を、体に無理をさせないで治す漢方があると聞いてはじめはあまり信じられませんでした。
とにかく、20年近く色々やってきたという気持ちがありましたし、副作用が強い新薬しか知らなかったからだと思います。
でも、よく考えると西洋医学の治療とお薬しか使わなかったなぁと思い、だめもとで一度試してみる事にしました。

漢方のお薬を症状の出始める2ヶ月ぐらい前から飲み始め、症状がひどい時期は他の漢方と鍼治療も一緒に受け、症状が完全に止んだ後は体質をいい方に戻す作用の漢方に変えて飲み続けました。
飲み始めた1年目は、いつもと同じような症状でしたが、2年目、3年目と自分でもはっきり自覚出来るくらい症状が軽くなって行きました。

3年目は、いつもひどい時に併用して使っている新薬のお薬とアレルギー用目薬がほとんどいらなくなりました。
そして4年目、漢方を飲んでいないのに、つらいと思える症状が起きず、気がつくと花粉症の時期を過ぎていました。
4年目で私は、ずーっと苦しんできた体質が治ったんだと理解したのです。

時間は掛かりますが、漢方はちゃんと根本から症状を治すのにとても有効だと感じています。

本当に先生と出会い、漢方治療を受けてよかったです。